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2010年04月 アーカイブ

2010年04月02日

九州・沖縄地方の人気温 (1)由布院・湯平温泉

温泉旅館


由布院・湯平温泉というは、大分県由布市湯布院町にある火山性の温泉で、その火山というのは由布岳という標高1,584mの火山で、この由布岳を中心にした温泉街が由布院・湯平温泉です。
由布院・湯平温泉は、全国3位の豊富な湯量を誇り、無色透明で泉質は単純温泉です。
由布院・湯平温泉は、

・疲労回復
・筋肉痛
・関節痛

に効能があるとされています。
由布院・湯平温泉は、たまに「湯布院」と表記されている場合があり、実は、私もそう記憶していたのですが、これは昭和30年(1955年)に湯平村と由布院町が合併してできた町名である湯布院町に由来したもので、現在、実際には由布市湯布院町にある温泉は、

・由布院温泉
。湯平温泉
・塚原温泉

となっています。
由布院・湯平温泉には、昭和時代に開発された、多くの大規模な温泉街のようにネオン街、歓楽街的な要素は余り多くありません。
バブル期に多くの温泉地が行ったような歓楽重視の開発計画にも、由布院の自然や景観を守ろうと抵抗し、規模を広げることよりも、由布院の歴史を守りつつ健全な保養温泉地づくりを目指したことによるそうです。
その間、ダム、ゴルフ場、サファリパークの建設を次々と白紙撤回させ、他の人気温泉地にはない、田園風景の中の温泉郷、というスタイルを守り続けました。
その景観は人々の心を掴み、九州人気温泉では常にトップの座を守っています。
ネットを見ると、そうした人気は中でも特に女性からの支持率が特に高くなっているようです。
最近ではその客層をターゲットとして、大分県の内外から土産物業者や観光会社等が進出しており、従来の雰囲気が失われつつあることを悲観している人たちもいらっしゃるようですが、やはり由布院・湯平温泉の、奥座敷的な温泉保養地は健在なようで、特に冬期の冷え込みが激しい明け方に、金鱗湖の湖底から冷泉と温泉が湧き出すことで湖面に霧が発生し温泉街が霧に包まれる様子は絶景だといわれます。

2010年04月18日

九州・沖縄地方の人気温 (2)別府温泉郷

温泉旅館


九州地方の温泉地と聞いて真っ先に思い出す人もいるのではないかと思うのが、別府温泉ではないでしょうか。
ところで、別府温泉郷は単独の温泉を指すのではないのをご存知でしょうか?
別府温泉郷というのは

・別府
・浜脇
・観海寺
・堀田
・明礬
・鉄輪
・柴石
・亀川

の8つの温泉からなる温泉地のことを総称していおり、8という温泉の数から別府八湯と呼ばれることもあるようです。
別府温泉郷は大分県別府市に湧く日本を代表する温泉郷で、温泉郷全体で毎分95,000リットルを超える湧出量を誇り、源泉の数、湯量伴に日本一なんだそうです。
大規模な温泉郷ですから、当然泉質も同一ではなく、10種類にも及んでいるそうです。
ちなみに、別府八湯は全て泉質が違っているということです。
別府八湯泉質として主なものは

・単純温泉
・塩化物泉
・単純硫黄泉

などでがあり、その効能としては

・疲労回復
・筋肉痛
・美肌

など、それぞれに特徴があります。
九州の温泉地、と言えば誰でもすぐに思い浮かべることができる別府温泉郷について調べてみると、伊予国風土記に「速見の湯」として記されていたり、江戸時代には既に温泉地として高い知名度を誇っていたなど、どの温泉も非常に永い歴史と特徴があることが分かります。
また、九州の温泉地の中でも真先に観光開発が始まったのもこの土地だということで、泉質の違いによって引き起こされる温泉現象は別府の地獄巡りとして親しまれています。
この他にも、別府温泉郷には

・蒸し湯(鉄輪温泉)
・明治時代には既に人気が高かった海岸の砂湯(亀川温泉、別府温泉)
・世界最大規模の露天泥湯(別府温泉)

などがありますので、色々な温泉を堪能することができます。
豊富な湯量の温泉は積極的に利用されているようで、地熱発電を行って得た電気は、花や野菜、果物などを栽培する際の温室、家庭や会社等の暖房、さらに「湯の花」と呼ばれる入浴剤の製造などに利用されているそうです。
別府温泉郷な、余りにも大規模になりすぎて、鄙びた温泉保養地を求める方には敬遠されるかもしれませんが、別府温泉郷では、いたる所で湯煙が立ち上るなど、情緒を醸していて、誰でも楽しめる、という意味で最適な温泉地である、と言えるかもしれません。

2010年04月30日

九州・沖縄地方の人気温 (3)黒川温泉

温泉旅館


黒川温泉は、熊本県阿蘇郡南小国町にあります。
地名の阿蘇郡からも分かるとおり、黒川温泉は活火山である阿蘇の火山性温泉で、阿蘇の外輪山の裾野、渓流沿いの山間部に位置する小規模な温泉街です。
泉質は主に硫酸塩泉ですが、源泉は比較的浅い(20メートル程度)地層から湧いています。
湯温が80度~98度と高温である為、各旅館は露天風呂を備えています。
黒川温泉の効能としては、

・神経痛
・関節痛
・筋肉痛

等に効能があるとされています。
実は、黒川温泉が現在のように全国的に有名になったのはまだ最近、2000年以降のことです。それまで熊本県内や九州内では良く知られた温泉地ではありましたが、温泉地としての規模は非常に小さい為、知る人ぞ知ると言う感じの温泉でした。
近年では雑誌の、行ってみたい人気温泉ランキングの1位に輝くなど、脚光を浴びてきています。
しかし、渓谷の両側に20部屋、収容人数60人程度の低層のこじんまりとした和風旅館が建ち並ぶという現状と、渓谷に面しているという地形から、増築や新築をするための広い土地はなく、そのため大きなホテル建設は不可能となっています。
宿泊客の収容人数には限界がありますが、旅行者は旅館組合事務所で杉の木製の「入湯手形」を1200円で購入すると、黒川温泉内のほぼ全ての旅館が備えている露天風呂のうち、好きな所を3カ所まで選んで入浴することができます。
この「入湯手形」は午前8時30分~午後9時まで有効ですから、黒川温泉に行くなら使わないテはないでしょう。
人気温泉街に良く見られる、私がいつもうんざりする歓楽街的な要素、派手な看板やネオンなどは極力避けることによって、町全体が「人里離れた癒しの湯」といったイメージで統一されているのもよいですね。
物理的に大きな建物を建てられなかったことが、結果として良い雰囲気を醸し出している温泉だと思います。

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