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九州・沖縄地方の人気温 (2)別府温泉郷

温泉旅館


九州地方の温泉地と聞いて真っ先に思い出す人もいるのではないかと思うのが、別府温泉ではないでしょうか。
ところで、別府温泉郷は単独の温泉を指すのではないのをご存知でしょうか?
別府温泉郷というのは

・別府
・浜脇
・観海寺
・堀田
・明礬
・鉄輪
・柴石
・亀川

の8つの温泉からなる温泉地のことを総称していおり、8という温泉の数から別府八湯と呼ばれることもあるようです。
別府温泉郷は大分県別府市に湧く日本を代表する温泉郷で、温泉郷全体で毎分95,000リットルを超える湧出量を誇り、源泉の数、湯量伴に日本一なんだそうです。
大規模な温泉郷ですから、当然泉質も同一ではなく、10種類にも及んでいるそうです。
ちなみに、別府八湯は全て泉質が違っているということです。
別府八湯泉質として主なものは

・単純温泉
・塩化物泉
・単純硫黄泉

などでがあり、その効能としては

・疲労回復
・筋肉痛
・美肌

など、それぞれに特徴があります。
九州の温泉地、と言えば誰でもすぐに思い浮かべることができる別府温泉郷について調べてみると、伊予国風土記に「速見の湯」として記されていたり、江戸時代には既に温泉地として高い知名度を誇っていたなど、どの温泉も非常に永い歴史と特徴があることが分かります。
また、九州の温泉地の中でも真先に観光開発が始まったのもこの土地だということで、泉質の違いによって引き起こされる温泉現象は別府の地獄巡りとして親しまれています。
この他にも、別府温泉郷には

・蒸し湯(鉄輪温泉)
・明治時代には既に人気が高かった海岸の砂湯(亀川温泉、別府温泉)
・世界最大規模の露天泥湯(別府温泉)

などがありますので、色々な温泉を堪能することができます。
豊富な湯量の温泉は積極的に利用されているようで、地熱発電を行って得た電気は、花や野菜、果物などを栽培する際の温室、家庭や会社等の暖房、さらに「湯の花」と呼ばれる入浴剤の製造などに利用されているそうです。
別府温泉郷な、余りにも大規模になりすぎて、鄙びた温泉保養地を求める方には敬遠されるかもしれませんが、別府温泉郷では、いたる所で湯煙が立ち上るなど、情緒を醸していて、誰でも楽しめる、という意味で最適な温泉地である、と言えるかもしれません。

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