- 2010-05-30 (日)
- 国内有名温泉:九州・沖縄
さて、このカテゴリーの中では私が最も興味のある沖縄の温泉について調べてみました。
そもそも、亜熱帯気候の沖縄では、考えてみればそうかも、と思いますが、以前から浴槽につかって身体を温める習慣はなかったそうです。
現在でも家賃がそれ程高くないアパートなどでは、バスタブが最初からなくて、シャワーのみが設置されている所が少なくないんだそうです。
そんな沖縄では、銭湯の数も多くはないようです。
さすが沖縄というか、気候柄、冷えた身体を温める必要がないとうのは、なるほどと妙に納得してしまいます。
よく考えたら、沖縄には火山がないので、温泉もないのではないかと思えてきます。
ところが、調べてみると、意外なことに沖縄には良い温泉が数ヶ所あるらしいのです。
火山がありませんから、沖縄の温泉は当然火山性の温泉ではなく、約800万年前の化石海水を源泉に持つ温泉、微褐色透明のナトリウム塩化物泉などで、火山性温泉とは成分が全く違うのだそうです。
自噴で掛け流し温泉が多いのと、自噴温度が平均23度と低いので、加温している所が多いそうです。
泉温が低い為、衛生の面から、塩素殺菌も必要に’なるということで、いわゆる温泉とはちょっとイメージが違うようです。
効能としては、
・婦人病
・慢性の皮膚病神経痛
・筋肉痛
・冷え性
・疲労回復
等があるようで、これは温泉に含まれる塩分が保湿効果を高上させ、体が温まることによるもののようです。
沖縄では、元々湯船につかる習慣がないということですが、近年の健康志向の影響で、大型の健康浴場、俗に言うヘルスセンターも増えてきているそうで、美容や健康のために、最近では地元でも行く人が少しずつですが増えているようです。
この他にも沖縄の海を利用した、海水療養施設なども建設されていて、本土の温泉とはまた少し違った方向で温泉が発展しているのも、沖縄の特徴のようです。
沖縄の温泉巡りでは、私なら美容や健康を追求しながら、南国の自然を満喫する楽しみ方になりそうです。
沖縄ならではの温泉施設の数々、一度は試してみたいものです。
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