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このカテゴリーのまとめ~今年の旅行シーズンには国内世界遺産

今年のゴールデンウィークはちょっと長めですし、9月にも長い連休があります。
気候のいいこれらの時期、国内世界遺産を訪れてみてはいかがでしょうか?
例えば日本旅行「赤い風船」日本旅行「赤い風船」日本国内の世界遺産では

1.トップページの右上の検索ボックスに「国内世界遺産」と入力して検索
2.検索結果の「世界遺産 | 日本旅行」をクリック

で、日本の 世界遺産を選択できるページが表示されます。
目的の世界遺産を選択すると、その概要や周辺の宿泊施設や宿泊プランを見ることができます。更に、料金や空き室カレンダーを確認して予約できるので、日程や予算などを計画する上でも便利です。
国内世界遺産を訪れてみようと思っている方には、日本旅行「赤い風船」日本旅行「赤い風船」日本国内の世界遺産はお勧めのサイトです。

国内の世界遺産(7)知床半島とその周辺地域では大自然の壮大な食物連鎖

北海道東部、オホーツク海に面した知床半島とその周辺地域は2005年、世界遺産に登録されました。
知床が世界遺産となった決め手は食物連鎖です。
ウィキぺディアには食物連鎖の例として、陸上で生活する生物であれば、草の葉をバッタが食べる→バッタをカマキリが食べる→カマキリを小鳥が食べる→小鳥をタカが食べる…… といった生物間のつながり、 水中生物の例として海では、植物プランクトン→動物プランクトン→イワシ→イカ→アシカ→シャチ……を挙げていますが、このように、自然界で食べる側と食べられる側に着目した見方ですよね。
それでは、世界遺産としての知床半島における食物連鎖はどのようになっているかというと、

1.冬に流氷が接岸することで大量のプランクトンがもたらされる
2.サケを初めとする多くの魚介類が誕生
3.秋になるとそのサケは知床を流れる川を遡上し、ヒグマなどに食べられる
4.そしてその排泄物が土に返り、植物の栄養となる

という食物連鎖になっています。
このような食物連鎖が見られる所は世界的にも貴重なため、世界遺産に登録されたということです。
世界遺産の対象となった自然を保護するために、知床にはさまざまな制限や計画があります。
その中で観光客が直接関係しているのは、キタキツネやエゾシカへの餌付け禁止です。
可愛いからといってむやみにエサをあげてはいけないということです。
知床が世界遺産となったことで、北海道ツアーにも変化が現れているようです。
以前からの富良野や阿寒湖、旭山動物園などの観光ツアーに、知床が組み込まれることが増えているということです。
元々知床は観光業は盛んではありませんから、他の観光地に比べると物足りなく感じるかもしれませんが、先ほど説明した食物連鎖を思いながら川や海を眺めれば、また違った感慨があると思います。
世界遺産周辺には「オシンコシンの滝」「知床五湖」「夕陽台」などの名所がありますから、世界遺産と合わせて楽しむのがお勧めです。
宿の心配はしなくても、知床にはリゾートホテルがたくさんあります。
北海道全般にも言えると思いますが、バスやレンタカーでのんびりと知床を見て回ることをお勧めします。

国内の世界遺産(6)手つかずの原生林が広がる白神山地

白神山地は1993年に姫路城や屋久島などとともに世界遺産に登録されました。
青森県と秋田県にまたがって広がるブナの原生林で、世界遺産の中でも自然遺産の部類に入ります。
同様の世界遺産として前回ご紹介した屋久島は、生息している植物の多様さが世界遺産認定の理由の一つとなっています。
一方、白神山地はブナ一色です。
カツラ、ハリギリ、アサダなども見られますが、遠目からはブロッコリーのようなこんもりとした原生林が広がっているだけです。
実は、このことこそが白神山地を世界遺産に押し上げた第一の理由なのをご存知ですか?
手つかずの原生林がただ広がっている、ということは今や世界的にとても珍しいということです。
白神山地は他の世界遺産のように、にぎやかな観光地でありませんが、無骨な自然を肌で感じることができるため、多くの愛好家がいるのです。
その見所としては。

1.眼前に迫るしぶきをその肌に感じられる「暗門滝」
2.頂上からは世界遺産である白神山地の全貌が楽しめる「二ツ森」
3.遊歩道が整備され、ニッコウキスゲも楽しめる「岳岱自然観察教育林」

等がありますし、野生の動物としてクマゲラ、イヌワシ、クマタカなどの鳥類に加え、カモシカやニホンザル、ツキノワグマも生息しているんですよ。
2004年に鳥獣保護区に指定されるまでは、マタギの姿も見られたそうです。
周辺にはロッジやキャビン、キャンプ場などが整備されてきている所もでています。
世界遺産、白神山地は家族でのお出かけにもぴったりではないかと思います。

国内の世界遺産(5)「洋上のアルプス」とも呼ばれる屋久島

屋久島は、1993年に世界遺産に登録されました。
周囲約132キロメートル、車でなら2時間ほどで回れてしまう小さな島に、1,000メートル級の山々が聳え立っているのです。
このことから世界遺産である屋久島は「洋上のアルプス」とも呼ばれています。
また、屋久島にはもう一つ「東洋のガラパゴス」という異名もあるのをご存知でしょうか?
その理由は屋久島の手付かずの自然には、日本の植物の7割以上が生息していることと、固有種も多く見られることから、そう呼ばれるようになりました。
世界遺産に登録されたのもこの素晴らしい大自然によるところが大きく、ひときわ優れて美しく、重要性のあるものだとして世界遺産登録基準を満たしたわけです。
そんな屋久島の見所といえば、有名な縄文杉ですよね。
樹齢7000年を超えるといわれる大きな杉の木で、これがなければ世界遺産に認定されたかどうか、というほどの屋久島のシンボルといえるものです。
手をぐるりと回しているテレビコマーシャルがあったように記憶していますが、現在では残念ながら近寄れないようになっています。
数十メートル先の展望台から眺めることになっているので、世界遺産の自然を満喫しつつら登山を楽しみながら登っていくのがよいと思います。
屋久島では登山以外にもトレッキングや沢登り、カヌー、スキューバダイビングなど色んなアウトドアスポーツが楽しめます。
世界遺産の環境に囲まれながら自然に触れられるまたとない機会です。
屋久島に行かれるチャンスがあれば、ぜひ自然とのふれあいも楽しんでください。
また、5~8月はウミガメが産卵のために上陸してきますから、運がよければ貴重な場面を見ることができるかもしれません。

国内の世界遺産(4)日本三景の一つでもある厳島神社の魅力

日本三景の一つでもある厳島神社は、1996年、世界遺産に認定されました。
瀬戸内海の海をバックに木造建築が立ち並ぶ様は世界遺産としての貫禄十分です。
青い海に浮かぶ真紅の鳥居は、たとえ世界遺産でなくとも一見の価値があります。
世界遺産の厳島神社がある宮島は、もともとは島自体が神とされ、信仰の対象となっていました。
それが推古天皇の時代に土地の有力豪族が社殿造営の神託を受け、創建されたのが、世界遺産厳島神社の始まりといわれています。
現在の社殿を作ったのは平清盛ですが、平家が滅亡した後は源氏の庇護を受けるなど、時の権力者に愛されてきました。
残念ながら現在では毎年のように台風の被害を受けてはいますが、それでも多くの観光客が足を運ぶ、人気の観光スポットとなっています。
そんな世界遺産、厳島神社の見所は、なんといっても大鳥居。海面に聳え立つ朱の鳥居は多くの人の心を捉えて離さない魅力を持っています。
この大鳥居、海に埋められているのではありません。
地盤や鳥居に工夫することで、鳥居の重みだけでまっすぐに立っているんだそうです。
世界遺産の名に恥じない職人の知恵と技術が凝縮されているというわけです。
まるで海に浮かぶ竜宮城のようにも見える本殿は息を呑む美しさで、他にも平舞台、高舞台、能舞台と、世界遺産らしく素晴らしい建造物がたくさんあります。
周囲の自然も本当に美しく、秋は紅葉も綺麗なので、歴史ある建造物と合わせて楽しんでみたいものです。
ロープウェイで弥山の山頂まで登れば、瀬戸内海の多島美に加え、秋は紅葉も堪能できます。

日本の世界遺産の人気ランキング

2008年10月21日付 iMiリサーチバンクのデータによれば日本の世界遺産人気ランキングは次のようになっています。

1位:屋久島
2位:厳島神社
3位:知床
4位:古都京都の文化財
5位:原爆ドーム
6位:法隆寺地域の仏教建造物
7位:白川郷・五箇山の合掌造り集落
8位:姫路城
9位:古都奈良の文化財
10位:日光の社寺

ちょっとデータは古くなりますが、gooランキングの「一生に一度は訪れてみたい、日本の世界遺産ランキング」では

1位:屋久島
2位:知床
3位:白神山地
4位:琉球王国のグスク及び関連遺産群
5位:白川郷・五箇山の合掌造り集落
6位:厳島神社
7位:法隆寺地域の仏教建造物
8位:原爆ドーム
9位:古都京都の文化財
10位:紀伊山地の霊場と参詣道


となっていて、順位は別としてほぼ同様の日本の世界遺産が選ばれています。
屋久島はやはり、推定樹齢が7200年といわれ、世界最古の植物とされる「縄文杉」が人気のようです。
知床は山あり、海あり、冬は流氷も見られる、動植物も豊富ということで雄大な自然が楽しめることが評価されていると思います。
私もこの2ヶ所は特に行って見たいと思う場所なので、上位に選ばれているのは納得です。

国内の世界遺産(3)紀伊山地の霊場と参詣道の魅力

古来、紀伊山地は神々が集まる特別な場所と考えられてきました。
そのため、中国からやって来た仏教の修行の場ともされ、その結果として紀伊山地には由来の異なる3つの霊場、吉野・大峯、熊野、高野山が生まれることとなりました。
この3つの霊場とそれぞれに続く参詣道が2004年、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に認定されたのです。
紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産として認定される際には。紀伊山地の霊場と参詣道が神道と仏教の融合という点において特に評価されたということです。
これは和歌山、奈良、三重と3県にまたがっている紀伊山地の自然がなければありなかったでしょう。
さらにそこに生まれた神社仏閣に参詣道などの人間が作り出した建造物と自然との融合が華を添え、堂々の世界遺産入りを果たしたのです。
世界遺産として、日本有数の霊山として堂々たる風格を見せる吉野・大峯は、大峯に続く奥新道にオオヤマレンゲの自生地があり、吉野は桜の名所としても知られる美しい所です。
ちなみに吉野の桜は自生しているのではなく、宗教的な意味によって植えられたことをご存知でしょうか。
熊野には3つの神社と2つのお寺があり、世界遺産を象徴する神仏融合の場となっています。
高野山には117もの寺院が密集している宗教都市で、世界遺産として認定されるために欠かせない存在だったことでしょう。
しかしながら、紀伊山地の霊場と参詣道は世界遺産に認定されたことで荒廃が進んだという指摘もあるのです。
せっかくの美しい霊山なのですから、厳かな気持ちで楽しみたいものです。

国内の世界遺産(2)日光の社寺の文化財

栃木県日光市に存在する数々の神社やお寺が世界遺産に登録されたのは、1999年のことです。世界遺産となったのは日光山内にある日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺の国宝9棟、重要文化財94棟、合わせて103棟の建物と、その周辺にある遺跡です。
これらはまとめて「日光の社寺」とされ、人類の創造的才能を表現している、歴史上重要な時代を例証しているなどして、世界遺産に認定されました。
世界遺産認定前から人気の観光地だった日光東照宮は、世界遺産となってよりその魅力を深めたと言えますよね。
日光東照宮はご存知の通り、徳川家康を祀っている神社です。
近代日本へとつながる江戸時代を築き上げた家康が眠り、国宝が8棟、重要文化財が34棟ある日光東照宮はまさに日本の象徴と言ってもいいくらいですよね。
そんな日光東照宮が世界遺産に認定されたということは、日本人にとって本当に喜ばしいことではないかと思います。
ユーモラスな見ざる、言わざる、聞かざるや眠り猫は、海外からの旅行者にはいったいどのように見えるのでしょうか。
それを考えながら見るのも楽しいかもしれません。
日光二荒山神社は山の神である二荒山大神を祀っている神社です。
山の神が鎮座する場所としてふさわしい豊かな自然は、四季折々に表情を変えて私たちを楽しませてくれます。
華厳の滝にいろは坂、何度足を運んでも飽きることのない美しさということでえす。
日光山輪王寺は美しくかつ歴史的な価値の高い建造物が魅力的。世界遺産の名にふさわしい建造物群は、眺めているだけで時の経つのを忘れてしまいそうになることでしょう。

国内の世界遺産(1)姫路城

姫路城は、白漆喰が美しいことから「白露城」の異名を持っています。
その美しさばかりでなく、江戸時代以前に作られた天守閣を持つ城としてその歴史的価値が認められ、1993年には世界遺産にも認定されました。
日本の城が単独で世界遺産となっているのは2008年現在、この姫路城のみなんですよ。(京都の二条城は「古都京都の文化財」の1つとして認定されています)。
世界遺産ブームと団塊世代の大量退職により、姫路城への観光客の数は順調に伸びているのではないでしょうか。
日本の男性はなぜか城が好きなものです。
私も子供の頃、姫路城を初めとする日本の城のプラモデルを多数組み立てました。
まして世界遺産となった城とあっては、足を運んでみたいと考えるのが当然ではないでしょうか。
それに付き合わされる女性は大変かもしれませんが、、姫路城には女性をも惹きつける魅力があるのではないかとおもいます。
まずは冒頭で述べました、城自体の美しさ。これにはさすが世界遺産とうなずかざるを得ないと思います。
千姫の小径や好古園の庭など、美しい自然を堪能できるスポットもたくさんあります。
たまには世界遺産をご主人と2人で散歩、なんていうのも悪くはないですよ。(私も結婚前妻と行きました。)
姫路城は美しいだけでなく、宮本武蔵の妖怪退治や、播州皿屋敷などさまざまな伝説が残っているのをご存知の方も多いと思います。
世界遺産の城である姫路城にあのお菊の井戸が残っているなんて、好奇心がかき立てられますよね。
姫路城はテレビドラマの撮影場所としてもおなじみなんですが、ご存知ですか?
水戸黄門や暴れん坊将軍、大奥など、多くの人気ドラマが姫路城で撮影されているんです。
そんなわけで、ひょっとしたらあなたが観光中に撮影現場に出くわす可能性だってあるのです。

国内の世界遺産はどんなところが指定されているかご存知ですか?

その前に、そもそも世界遺産とはなんでしょうか?
1972年にユネスコの総会で「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」が採択されました。
この条約は「世界遺産条約」とも呼ばれています。
世界遺産とは、この条約に基づいて世界遺産リストに登録された、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」をもつ不動産のことをいいます。
具体的には、遺跡、景観そして自然などが含まれます。
さて、最近はマスコミでもとり上げられることも多いので日本国内の世界遺産への関心が高まってきているようです。
それでは、日本国内の世界遺産はいくつあるかご存知でしょうか?
日本国内で世界遺産として登録されているのは、次の14箇所です。

1.法隆寺地域の仏教建造物
2.姫路城
3.屋久島
4.白神山地
5.古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)
6.白川郷・五箇山の合掌造り集落
7.原爆ドーム
8.厳島神社
9.古都奈良の文化財
10.日光の社寺
11.琉球王国のぐすく及び関連遺産群
12.紀伊山地の霊場と参詣道
13.知床
14.石見銀山遺跡とその文化的景観

これらはいずれも観光名所としても有名ですので、既に訪れたことのある方も多いのではないかと思います。
私もこの中の何箇所かは行ったことはありますが、もう一度、今度は観光地としてではなく「世界遺産」としての視点から訪れてみると、また違った発見があるのではないかと思って、このジャンルのために色々調べてみました。

国内の世界遺産について

最近、国内の建造物や施設が世界遺産として登録されたり、登録が保留されたりなどのニュースを耳にしますよね。
考えてみると、日本の象徴のひとつともいえる富士山や中尊寺など、有名でありながらも、未だ世界遺産登録が見送られているところもあります。
このカテゴリーでは、そんな国内の世界遺産について調べたことを書いてみようと思います。

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