- 2008-12-21 (日)
- 日本国内の世界遺産について
屋久島は、1993年に世界遺産に登録されました。
周囲約132キロメートル、車でなら2時間ほどで回れてしまう小さな島に、1,000メートル級の山々が聳え立っているのです。
このことから世界遺産である屋久島は「洋上のアルプス」とも呼ばれています。
また、屋久島にはもう一つ「東洋のガラパゴス」という異名もあるのをご存知でしょうか?
その理由は屋久島の手付かずの自然には、日本の植物の7割以上が生息していることと、固有種も多く見られることから、そう呼ばれるようになりました。
世界遺産に登録されたのもこの素晴らしい大自然によるところが大きく、ひときわ優れて美しく、重要性のあるものだとして世界遺産登録基準を満たしたわけです。
そんな屋久島の見所といえば、有名な縄文杉ですよね。
樹齢7000年を超えるといわれる大きな杉の木で、これがなければ世界遺産に認定されたかどうか、というほどの屋久島のシンボルといえるものです。
手をぐるりと回しているテレビコマーシャルがあったように記憶していますが、現在では残念ながら近寄れないようになっています。
数十メートル先の展望台から眺めることになっているので、世界遺産の自然を満喫しつつら登山を楽しみながら登っていくのがよいと思います。
屋久島では登山以外にもトレッキングや沢登り、カヌー、スキューバダイビングなど色んなアウトドアスポーツが楽しめます。
世界遺産の環境に囲まれながら自然に触れられるまたとない機会です。
屋久島に行かれるチャンスがあれば、ぜひ自然とのふれあいも楽しんでください。
また、5~8月はウミガメが産卵のために上陸してきますから、運がよければ貴重な場面を見ることができるかもしれません。
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