- 2008-09-03 (水)
- ローカル線の旅
「ローカル線」の中には地域の足としての利用だけでなく、観光地の鉄道として知られているものも多くあります。
また日常的な通勤電車とは違った風情と情緒を味わうことができます。
地方の私鉄では輸送人員が少ない路線がほとんどで、他の事業で、鉄道事業を穴埋めする場合もあります。
実際、どこの地域でも「ローカル線」の存続や効率化が課題となっているようで、中国地方でも可部線の可部―三段峡間のローカル線が廃止されました。
ローカル線の中には「路面電車」も含まれていますが、吉備線(岡山県)と富山港線(富山県)では、環境の変化などで鉄道の特性が発揮できないという理由により、代替輸送機関がより効率的と判断すれば廃止もありえるローカル線のひとつだといわれています。
そんな中、島根県の「木次線(きすきせん)」は「三江線(さんこうせん)」に並ぶ、横綱ローカル線といわれています。
松江から木次へ行くと、そこから「奥出雲トロッコ号」に乗ることができます。
このトロッコ号「おろち号」は二両編成で、青い宍道湖南に沿って走ります。
赤瓦では杉の巨木からつくられている「布袋様」が有名で、おなかをなでると金運に恵まれるといいます。
そして出雲坂根駅ホームに湧き出る「延命水」は、有名、かつ大人気で少々列を並ばないと、飲めないお水だそうです。
観光スポットのひとつには、車もこの高さを登るのは大変だ、というくらいにもうけられているループ橋もあります。
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